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心を騙して見て見ぬふりを続けていましたが、やはり相当なストレスだったようです。


 徐々に私の体にも異変が起こり始めました。具体的に言うと、不眠・吐き気・下痢・動悸・冷や汗など…。


 授乳後に貧血で倒れそうになることもしばしばあり、娘の離乳食の進み具合も良好だったので、断乳することになりました。


 本当はせめて娘が1歳になるまでは授乳してあげたかった…!


 今でも後悔しています。


 …でも、この時はもう本当に限界でした。


 断乳後、以前よりも離乳食をもりもり食べるようになった娘。


 そろそろ1歳のバースデーの準備を始めようか、と言う時になって、私、大嘔吐!


 (ノロ?!風邪?!食中毒?!)


 いえいえ、できていたんです!


 授乳中だったので生理はまだ再開していません。


 断乳したのに来ないなぁと思ってはいましたが、元々生理不順気味だったこともあり、そこまで気にしていなかったのです。


 しかし、前回の帰国の際、義実家宅でのたった1度の夫婦生活で、私は2人目を妊娠したのでした。


 こんな時に!と言う不安も大きかったですが、元々子供は大好きだし、娘にはいずれ妹か弟を…!と考えてたので、私はすぐに夫に報告。


(きっと慎也も喜んでくれる!それに…このギクシャクした家族関係が好転するきっかけになるかも!)


 そう、思っていました。


 …しかし夫の反応は…思いもよらないものだったのです。


『妊娠したみたい!』


『…………嘘だろ…………』


『嘘じゃないよ、ほら、陽性でしょ?何?喜んでくれないの?』


『いやいや、喜ぶとかその前に、本当に俺の子?!してないのにできる訳ないじゃん!』


『いや…したでしょ、義実家で…』


『はぁ?!したって1回だろ?!しかも中に出してないし!


…どうせすぐバレるんだから、ちゃんと正直に言えよ!浮気したんだろ?!誰の子だよ!』


 私の浮気ありきで話を進めようとする夫にカチンときた私。


『だから夫の子だって言ってるでしょ!中に出さなくてもできる時にはできるよ!


 性教育で習わなかった?!…自分に後ろ暗いことがあるからって私の事まで疑うなんてどうかしてるよ!』


『はぁ?!あいか、言って良いことと悪いことの区別もつかねーの?!』


 夫、通話口でブチギレます。


 しかし私も、夫が喜んでくれなかったこと、私を疑ったことへの怒りで、目の前が真っ赤になりました。


『夫が何をどう言おうと、お腹の子は夫の子だよ!DNAでも何でも調べればいい!


 私にやましいことなんてひとつもない!…とにかくそう言うことだから!


 今後どうするかも含めてちゃんと考えてよね!』


 ブツッ!


 とにかく言いたいことだけ言ってガチャ切りしてやりました。


(夫のこと言えないな…大人気ないことをしちゃった…)


 少しやりすぎたかと思って反省していると…。


 〜♪

 

 夫から連絡…そこにはさらに驚愕の文言が…!


『本当に俺の子なんだね…


 なんて言っていいか…


 今の俺にはちょっと重すぎるわ…


 あいかは産みたいの?』


(重いって何?!)


 お腹に宿った命、産みたいに決まってる!


 私はすぐに返信。


『当然産むつもりです。それより再来月の娘の誕生日、こっちに来られるんだよね?


 …その時にまたちゃんと話しましょう』


『そうですか…再来月の誕生日には弾丸でそっちに行くつもり。…ねぇ、本当に俺の子?間違いなく?』


(しつこいな!)


『間違いなく夫の子です』


 すると夫からは、信じられないような言葉が飛び出しました。


『はぁーまじかぁ…勘弁してくれよー…。


 …ねぇ、諦めない?金銭的にもきついし、娘に贅沢させてやれなくなるじゃん』


 私は秒で返信。


『それはあなたの子を殺せということですか?』


 そしてそれ以来、夫からの返事はありませんでした。


  
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